Собака и Кошка


パストサラミと目玉焼き2
by pastsarami

出張太閤記 壱 ~Tに就いて~


大阪へ行ったのは、Tに逢うつもりでというわけではなかった。
人々の思惑や駆け引きや面倒事の押し付け合いという、よくある現象にまきこまれたが為だ。

Tとは顔を合わせたことがない。
いや東京ですれ違うこともあるけれど、実態のみえぬ不気味な輩で
どうも近くにいるという実感がないものだった。
大阪へ行くと決まった時、まっさきに浮かんだのはTに逢いにいこうということだった。
あそこならば、きっとTに逢える。逢ったと思えるだろう。
一仕事終え、大阪の喧騒に立った私は、
重いパソコンを駅の古びたコインロッカーに放り込み、Tのいる場所に向かっていった。


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電車を降りる前から、Tの姿が目にはいった。
こんなにも存在感のあるやつだったかと 今更ながら驚いた。
Tはしかし誰のことも待ってはいない。
ただそこにいるだけだ。


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駅の窓に映るT。どこを観ているかすらわからない。


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孤独を愛すTは、木の陰にでも隠れているつもりなのか。


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やあ、T。
門をくぐる前からそんな言葉をつぶやく。
聞こえているはずもないのに、なぜか応えてくれる気持ちになる。


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すこしこっちを見てくれた気分にすらなる。


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我々には通じない言葉を、何らかの電磁波でもって発してくれた気にもなる。


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後ろ姿を見せることを拒まないT。
Tには隙がない。だから後ろにまわることはTにとっては嫌悪を抱く様なことではないのだろう。


やっと逢えたね、T。
次はいつになるかわからないが、またいつか。
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コーシュカ
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by pastsarami | 2010-03-18 11:38 | на днях
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