Собака и Кошка


パストサラミと目玉焼き2
by pastsarami

不定期連載・沖縄旅行記 その③--西表島・滝編--

「ここじゃ西のことを"イル"っていうんですよ。日が沈んで入っていくから"イル"。
東は"アル”。上がる、ね。で、南が"パイ"、北が、これ"ニシ"っていうんです。」


敏腕石垣ナビゲーター・山本さんの教えてくれた情報はまだ頭に残っている。
北を"ニシ"と呼ぶのは、西を"ニシ"と呼んでいる東京人にはびっくりな事実だったんだけれども
山本さんが教えようとしてくれたのは西表島(イリオモテジマ)の名前の由来だった。



「石垣島に、沖縄で一番高い山があるんです。ウモト山って言ってね、漢字だと於茂登山。
 で、西表島にも山があるんですよ。 それを西(イル)の於茂登(ウモト)っていって、
 だからイリオモテ島。
 タクシー運転手でもね、ここまで説明できる人はあんまいないですよ。ははははは。」


西表の由来説を頭に二日目我々が立ち寄ったのは、おわかりですね。西表島。
日本のジャングル、西表島。
ヤマネコ保護の為、車は時速30キロまでしか出せない決まりになっている、西表島。


早起きして一番乗りでホテルの朝食を済ませた我々は、
お天気雨(けっこうな勢い)の中、バスで港へと乗り込み、
安英観光フェリーの中で、ホテルではつかなかったフジテレビの番組を前に爆睡(これは私だけ)しつつ
あこがれの西表島に着!



西表島の目的地はずばり二つ。
マリユドゥ・カンピレーの滝めぐりの為の山登りと、星の砂ビーチ。

まず滝めぐりをすべく、山までの船(に乗らないといけなかった)乗り場に急いだ。
なぜならば、港からの送迎を出してもらったのだけれど「次のには間に合わないかも・・・」と
言われていたからだ。
港のフェリー着と時間を合わせてくれればいいのにー などと身勝手なことも頭によぎったのだけれど
「間に合わないかも」の言葉とは裏腹に、なんと山行きの船はこちらを気長に待ってくれていた。
お客さんたくさん乗ってるのに!10分くらい遅刻してるのに!
「次だとまた1時間くらい待たないといけないからねー、急いで急いで。」とのんびりと声をかけてくれる。
涙。感動の涙。


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  船からの景色。大自然を満喫。携帯もここではすでに圏外。



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  水辺を取り囲むマングローブ林。マングローブって総称で、
  そういう名前の木があるわけじゃないそうな。(メカラ・ウロコ)



えーと、実はこの滝めぐり、行きたいと言ったのは私なんですが、
コーシュカさんを知る人は、その体力の無さまでご存じのはずでございますね。
10段階評価の体育で3をとったことすらあるコーシュカさんが、なんと山登りですよ!

「まぁ歩きやすい道ではあるんだけどねー、足場が平らじゃないから、左右で高さ違うから、
 都会の人は勝手がちがうかもしれんね。でもまぁ大丈夫よ、若いから。
 カンピレーの滝でおにぎり食べればいいじゃない。ははははは。」

山本さんの言葉に安心していた私が馬鹿でした。「平らじゃない」どころじゃないヨ!
考えてみれば西表島、ジャングルだもん。ぼくターザン、君マレーナ!
とか少年が妄想しちゃうヨ!(by『マレーナ』)
蛇もトカゲも出ちゃうヨ!「ハブ出るから道の真ん中歩いて」なんて有益なアドバイスくれるツアーガイドは
我々の姿みて「あ、どうぞ」って道譲って、説明聞かせてくれないヨ!(お金払ってないから当然。)


remuさんと私は高校の美術部部長・副部長コンビなんです。
先の山本さんの言葉にもremuさんは、「いやー、あんまりアクティブな方じゃないんで。」と答えていたの。
だから山の入口に着いた時、船のおにいさんが
「じゃあ2時間後に戻ってきてください。もっと余裕ほしい方は言ってください。」と声をかけたとき
「片道45分の道を、滝観光含めて往復2時間で帰ってこれるかどうか微妙だね」との判断から
帰りは次の船にしてもらったの。


でも私は知っていました。remuさん、その小柄な体にして体力は結構あるの。ガッツもあるの。
ジムにも行ってるの。
「アクティブな方じゃないんで」と言いつつも、同じ船に乗っていた人たちのなかで
誰よりも速く速く前にすすみ、トカゲに興味を示す余裕までもって
ジャングル道をサー、サッサッー、サーと進んでゆくremuさん。
身長高めのコーシュカさんでもって大変だったのぼりおりの道を難なくこなすremuさん。
道中、追い越す人はいても追い越される人はいませんでした。
一番のりでマリユドゥの滝に着いた我々。一番のりでカンピレーの滝に着いた我々。

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  マリユドゥ(円淀)の滝。
  滝壺に足をすべらす観光客が多発したことから、
  現在は展望台までしか近づけないといういわくつきの。



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  カンピレー(神坐)の滝。
  ここは近寄れる。神じゃなくても坐すことができる。



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  カンピレー、足場はちょっと別の惑星っぽい。



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  人が映ると余計にそんな感じがする。



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  remuさん持参のおにぎりを狙って近寄ってきたカラスの仔。かわいー!



カンピレーの滝で充分すぎるほどにマイナスイオンを浴びた我々。
一番のりで着いておきながら、全員の帰りを見届けた我々。
何故なら、帰りの時間をずらしてもらったから!

しかし、もうさすがにやることがなくなってしまったため、
最初の船の出発まであと30分、というところで引き返す。
片道45分で、次の船は30+40分後だというのに。あーあ、タイミング悪し。

・・・と思ったら、間に合っちゃったのよ。その最初の船に。片道45分の山道を30分ちょっとで着いてしまったの!
ひとりだったら絶対にこんなことは有り得なかっただろうなー。
恐るべき健脚、健脚賞牌remuさん!


まぁ、帰り、あとちょっとのところで二人そろって泥水にはまって靴が大変なことになっちゃったけどネ☆


次の船で予約していたけど大丈夫かと聞くと、快諾の末すぐにまた出発。
最初の船乗り場で水道を貸してもらい、靴の泥を落とさせてもらった我々は
足元をスニーカーからビーチサンダルへとお色直しし、いざ星砂ビーチへ!と
ビーチ行きのバスをのんびり待つのでした。

                                      (つづく)

コーシュカ
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by pastsarami | 2010-11-01 10:19 | на днях
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