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Собака и Кошка


パストサラミと目玉焼き2
by pastsarami
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ヤンとバルタ その5

最後であるよ。

ヤン-『アッシャー家の崩壊』
眠たくなるのである。しかし別に嫌いではない。
ただ少しこわい。もともとの内容がね。

しかしヤンは石や岩が好きだね。
やはり、外国のおひとはお守りなんかにしてたりするし、
こころ魅かれるものなのかしらね。

ヤン-『ドン・ファン』
ドン・ファンである。これ大好きである。
この大きな操り人形もヤンっぽくて可愛い。
あの、お休み時間ですーみたいに背景に出てくるのもいい。

そしてあの声。
あの声いいな。特に高い声ね。

血量もはんばないね。
ぐさどばーって感じで。
顔もはぎとられてしまって、容赦ないね。誰が?無論ヤンがであるよ。

あの兄弟による長すぎるシーン好きである。
カンカンカカーカカンカンカカーカ(剣が打ち合う音)
ずっと見ていたい。
そしてそのあとのぐさどばー。しつこいほどのぐさどばー。
実の弟にそこまで…はもちろんなのであるが、
それよりもなによりもじぶんたちの作品にあそこまでできるヤンがこわい…。
もう穴ぼこだらけである。

そして、マリエに対しても容赦ないのね。

ああ、そういえば、実のとうさんのとこお使いに行くじゃない。
あいつ可愛いよね。
だんなーだんなーってあんな手下いたら可愛いね。
あの石なげてがしゃーん(ごめんくださーいのシーン)したのに
とうさん「はて、どなたじゃな」みたいな軽い感じで、あの天然さは弟に引き継がれたのかね。
ということは、かあさんが兄さん作ったのかね。
かあさん悪い女だったのかな。逃げられたのかな。

でも考えてみれば、実の息子に金をせがまれ
小銭投げて「首つる縄でも買え」って、結構な性格だよね。
やはりここにも兄さんを形成する何かが…!

この作品はさループループももちろん多いんだけどさ
いろんな角度から撮ってて、それも好きなんだ。
ヤンはいつもいろんな角度から撮ってるんだけど、特にそれを意識するというか。

しかし最後の亡霊もこわいね。

さて、ついにバルタの問題作。
こしかさんにずっと見てもらいたかったの。
バルタ-『笛吹き男』
これまたひじょーにGさんぽいね。
まず木でほとんどのものがつくられてて、それが怖すぎる。
バルタいっつも作風変わりすぎだろ。
で、あの声とかちょっと怖いし。
肉本物だし。。
あの木のやつがさ、毛皮とかベッドの下に入れて、なでてんのとかも怖い。
その下にへそくり隠すね。
さらに嬉しそうにしてるのほんと怖い。
で、あいつだよね、笛吹のおんなのひとに手を出しちゃってさ。
いや、いくらなんでも殺さなくてもよくねー。

その結果、お金ももらえずすんごい怒った笛吹男、みんなをねずみにしちゃってころす。

ヤンとバルタ その5_a0123602_2239415.jpg


Собака
by pastsarami | 2013-01-06 22:40 | театр
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