Собака и Кошка |
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もうなんか、時間経ちすぎてもやっとしてるんだけどね、記憶が…。
一応、めずらしくあらすじ注意。 【とっても怖いブラックチェコアニメ】 コーシュカさんはこちらも参照してください↓ 『復讐』美術:ミロスラフ・シュチェパーネク 前にも観たことある。 マナベ氏曰く、一番の天才だそうで。 詩人?の青年が恋して意中の相手に熱烈ラブポエム(多分)を贈るんだけど、 意中の女性は強い男がすきなようで、通りかかった決闘男に♡♡♡ってなって、 詩人はその猛者と戦おうとするんだけど、もやしっ子だからすぐ負けちゃう。 で、上に住んでる?悪魔と契約して強くしてもらうんだよ。 で、ちゃんと勝つんだよ、猛者に。殺すんだよ。 そこまで契約通りじゃん。で、詩人は殺人者だから捕まるじゃん。 契約で魂売ったんだから、死刑になってもしょうがないじゃん。 なのに、逆恨みデスヨ。 可哀相な悪魔。悪魔はさ、家でモヒカン人形(多分手作り)でおままごとしてたんだよ。 楽しそうに。愛おしそうにさ。あれは悪魔にとって赤ちゃんなんだよ。 林田(コーシュカさんが作った人形の名前ね)そっくりだったよ。 なのにさ、背後からその詩人がうらみつらみで悪魔殺すんだよ。 はー?おまえの願いかなったのに!? 納得いかねー全然納得いかねーよ。 辛い。心底辛いアニメーションだった。ヒドイヨ。。。 コワイっていうか、悲しい作品だよ。。。 っていう記憶なんだけど、その後なんかあったかな。 よく覚えてないんだけど。 林田シーンの衝撃すごすぎて、一番重要な展開が記憶から削除されたようだ。。。 『ある粉屋の話』美術:エヴァ・シュヴァンクマイエロヴァー すごかった。。。本当にすごかったよ。 やっぱエヴァ天才。 話の内容も衝撃なんだけどさ、でもエヴァのあの絵。 ものすごい。 兵士になって家をあけていた兄さんが帰ってきて… 妹はすぐわかるんだよ。兄さんのこと。 でもご両親は教会に行ってて留守だったんだよね。 で、素直に言えばよかったのに 「ちょっとお前黙っとけよ。俺のことすぐ判るかタ・メ・ス・カ・ラ♡」 って他人を装って両親に会うお茶目な兄。 が、全然気が付かない両親。 もうここで兄のハートはズタボロだったとおもう。 可哀相な兄。 しかも両親は強欲丸出しにして、兄が金の延べ棒としか見ない。 多分、「これは神の与えたご褒美だ」位におもってたな、あれは。 ここ見る見るポイントだからね。 この強欲の表現、ものすごい。さすがエヴァ。 鳥肌立ったよ。 で、兄の寝込みを襲って惨殺。 夜中海かなんかにボートを漕ぎだし、兄に重りをつけてボチャン。 で、家に帰って妹から「あのひとは兄なのよ!」と知らされる馬鹿な両親。 急いで引きかえすも無論兄は帰ってこない。 で、ここのところよく覚えてないんだけど、なんか母親が兄を引っ張り上げようとして 海にボチャンしたような…でも木に縄くくってふたりで首吊りしてたような記憶。 で、殺人犯だから見せしめに警察がしばらくぶらさげておいた。 っていう話。いやー、コーシュカさん、やばいもの見過ごしたよ。 君は観なければいけないものを見過ごした。 次回機会があったときは観た方がいいよ、これは。 『魔女のバイオリン』美術:イジー・シャラモウン これも前に観たことあったー。 魔女(若い方)が事故起こさせて、被害者たちをブーブーぶたさんに変えちゃうんだ。 で、おかあさん魔女?がソーセージにして、はい朝食ー。 かなり魅惑的な親子魔女だよね。 きっとかあさんも若い時、色気ムンムンだったのだろう。 ごはん待って椅子の上で体育座りみたくしてる娘がまた、 可愛くてお色気ムンムンなの。 この作品、結構スキ♡ 『カンティレーネ』美術:ペトル・ポシュ なんか音楽がやたら爽やかなんだよ。 とりさんたちを捕まえてレストラン?開いてる店主が たくさんお金貯めてよろこんでるんだ。 確かにおいしそうなのよ、このお料理。 で、ある日大臣みたいなやつが、コワイボディガードたくさん連れて ご来店する。勿論店主は「これは儲かるぞ」ってほくそ笑むんだけど、 ヤクザのように、金払わないで代わりに店主ボコボコ。 ガタブル震える店主。かわいそうだ。。。 で、怒ったとりさんがこの大臣みたいなやつの家から金ピカのもの 全部店主の家に運んで…多分死ぬな。あれは。 個人的にはこれが一番こわいかな。 とりさんかわいそうだし。 でもこれは人間社会で普通に行われていることだよね。 そういうシニカルなメッセージのおはなしなのかな。 『電子頭脳おばあさん』監督・美術:イジー・トルンカ よくわかんなかったんだけど、マナベ氏の紹介を読むと納得。 はーそうでしたか。 SFチックで、やっぱりひとつひとつが可愛い。 でもやっぱり難しい。 このメッセージは今にもつながる作品。 どれだけ先見の明があったんだろうか。 なんかこの日はヤンとエヴァの恋バナが聞けるというので 楽しみにしてたんだけど、結局違ったような…。 ヤンはエヴァを失くして絶望の闇の中に閉じ込められて もうアニメーションを創れないんじゃないかと心配されていた、と。 ふむふむ。 しかし、ヤンにはもう新恋人がいて、クッキー焼くのが上手、と。 週に3日くらいお泊り楽しい、と。 はは、やっぱチェコ人だからクッキーすきなんだね。 似合うもんね。 エヴァの死の悲しみと新恋人との楽しい時間がヤンの中には別に存在してる、と。 ヤンかっこいいもんね。 エヴァ無二の人だもん。 わかるような気もするし、わかりきらない気もする。 あぁエヴァ、大きすぎる才能。
by pastsarami
| 2018-05-26 21:55
| театр
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